お疲れ様です。 ミライ事務の作戦会議室へようこそ。代表の三上ケンです。
本日の会議テーマは、私たちが1日のうちで最も「無駄に指を動かしている時間」についてです。
事務職の皆さん、今日1日で「お世話になっております」という文字を、何回キーボードで打ちましたか? 朝一番のメール、他部署へのチャット、取引先への返信の冒頭……。 おそらく、無意識のうちに50回、いや100回と繰り返している人もいるはずです。
でも、考えてみてください。 毎回「o-se-wa-ni-na-tte-o-ri-ma-su」と18回もキーを叩くその時間。 実は、あなたの人生を1ミリも豊かにしない「完全な空転時間」だということに気づいていますか?
1年で10時間。挨拶のために奪われるあなたの命の時間
「お世話になっております」 この11文字を打つのに、平均的なタイピング速度で約3秒から5秒かかります。 これを1日50回繰り返すと、毎日数分。1ヶ月で約1時間。1年間に換算すると、なんと「約10時間以上」も、あなたはただ挨拶の文字を打つためだけに指を酷使している計算になります。
10時間あれば、好きなドラマを一気見できますし、ゆっくり日帰り温泉に行くことだってできます。 会社への丁寧な挨拶のために、あなたの貴重な人生が10時間分も奪われている。そう思うと、なんだか馬鹿馬鹿しくなってきませんか?
「でも、ビジネスメールで挨拶を抜くわけにはいかないし……」 そう思ったあなた。正解です。いくら理不尽でも、お局様や取引先の機嫌を損ねては私たちの生存戦略に関わります。 だからこそ、私たちは「自分の指で真面目に打つ」のをやめるべきなんです。
あなたの指を過労死させない「単語登録」の魔法
私が実践しているのは、WindowsやMacに最初から備わっている「単語登録(ユーザー辞書)」という魔法です。
画面の右下、文字入力の「あ」や「A」と表示されているアイコンを右クリック(または設定を開く)してみてください。「単語の登録」や「ユーザー辞書ツール」というメニューがあるはずです。 ここに、あなたが毎日無意識に打っている定型文を、極限まで短い「よみ」で登録してしまうんです。

私のパソコンは、こう設定されています。
・「お」と打って変換 → お世話になっております。ミライ事務の三上です。 ・「よろ」と打って変換 → 引き続き、よろしくお願いいたします。 ・「あり」と打って変換 → 早速のご確認、誠にありがとうございます。 ・「かく」と打って変換 → 添付ファイルにて詳細をお送りいたします。ご確認のほどよろしくお願いいたします。

どうでしょうか。 今まで「お世話に…」と18回もキーを叩いていたのが、「itsu」と入力して変換キーだけで終わるんです。 たったこれだけで、毎日のメール作成にかかる時間が劇的に、それこそ半分以下に短縮されます。
会社への忠誠心は、たったの2文字で捏造できる
この単語登録の最もズルいところは、「相手には、あなたがめちゃくちゃ丁寧に時間をかけてメールを作ったように見える」という点です。
取引先から見れば、「いつもご丁寧なメールをくれる、礼儀正しい事務員さん」です。 でも現実のあなたは、キーボードを「お」「よろ」とたった数回叩いただけ。あとはコーヒーを飲みながら、涼しい顔をしてエンターキーをッターン!と叩いているだけなんです。
会社への忠誠心や、ビジネスパーソンとしての礼儀正しさなんて、単語登録でいくらでも捏造できます。 真面目に心を込めてタイピングしたからといって、給料が1円でも上がるわけではありません。 だったら、機械にできる愛想笑いは全部機械にやらせてしまえばいいんです。
浮いた30分で、自分の人生のためのタイピングをしよう
単語登録を駆使することで、私は1日のうちで「メールを打つ」という労働から約30分の時間をかすめ取ることに成功しました。
もちろん、この浮いた30分を上司に報告してはいけません。 「メールの返信、まだやってますよ」という顔をして画面を眺めながら、その裏でこの作戦会議室を読んだり、自分の逃走資金を稼ぐための副業について調べたりするんです。
あなたの指は、会社の定型文を打つためについているのではありません。 あなたが自分の人生を切り拓くための情報を調べたり、自分を守るための知識を書き留めたりするためにあるんです。
今日、会社でパソコンを開いたら、まずは「お」の1文字だけで「お世話になっております」と出るように、こっそり辞書を教育してやってください。
よく使う言葉をどんどん登録しよう