働き方とマインド

「休んだら迷惑がかかる」と無理して出社するあなたへ。その自己犠牲、実は会社をダメにしています

お疲れ様です。 ミライ事務の作戦会議室へようこそ。代表の三上ケンです。

本日の会議テーマは、真面目で優しい事務職の心が一番縛られている「呪いの言葉」についてです。

朝、目が覚めたら体が鉛のように重い。熱を測ったら38度。 普通なら迷わず休むべき状態なのに、布団の中でスマホを握りしめながら、あなたの頭に真っ先に浮かぶのは自分の体調ではありませんよね。

「今日、月末の請求処理があるのに」 「私が休んだら、あのややこしいデータ入力を誰がやるの?」 「お局様に嫌味を言われる。みんなに迷惑がかかる」

そして結局、解熱剤を無理やり飲み込んで、フラフラになりながら満員電車に乗る。 かつての私が、まさにこの「迷惑をかけたくない病」の重症患者でした。 でも、そんな自己犠牲の果てに私が気づいた、残酷で、でも心が最高に軽くなる真実をお話しします。

ギリギリの熱で出社して、誰が得をしたのか

数年前の冬、私は高熱と強烈な胃腸炎をこじらせたことがありました。 でも、その日はどうしても外せない月次決算の締め日。私が休めば他部署のスケジュールまで遅れてしまう。 「這ってでも行かなきゃ。みんなに迷惑をかけて、私の評価が下がるのも怖い」

青白い顔で出社した私を見て、上司は「無理しないでね」と口では言いながら、目の前に書類の山をドンと置きました。 私はトイレで何度も吐きそうになりながら、なんとか1日を乗り切りました。

帰り道、ボロボロになった体を引きずりながら、私は謎の達成感を感じていました。 「ああ、今日も私が頑張ったから、無事に会社が回った。私は責任を果たしたんだ」と。

でも、次の日。私が無理をしたせいで結局長引いてしまい、ついに起き上がれなくなって3日間会社を休むことになりました。 ベッドの中で「ああ、私のせいで仕事が止まって、みんなパニックになっているはずだ。どうしよう」と震えていました。

三上 ケン
三上 ケン

むり・・・

「あなたがいなくても会社は回る」という残酷で優しい真実

3日後、恐る恐る出社した私が見た光景。 それは、何事もなかったかのように、いつも通りに談笑しながらコーヒーを飲んでいる同僚たちの姿でした。

私の机の上には、処理が終わった書類が綺麗に積まれていました。 私が「自分にしかできない」「休んだら終わる」と思い込んでいた仕事は、隣の席の先輩と、他部署の人間が少し残業して、適当に片付けてくれていたんです。

その時、私はハンマーで頭を殴られたようなショックを受けました。 「なんだ、私がいなくても会社って普通に回るんだ」

これは、自分の存在価値を否定されたようで、最初はすごく悔しくて悲しい出来事でした。 でも、同時にものすごくホッとしたんです。 「そっか、私が背負っていた責任なんて、たかが一人の平社員の代えがきく作業にすぎなかったんだ」と。

会社はつぶれない

三上 ケン
三上 ケン

「迷惑をかけない」は、会社を甘やかす最悪の行為

実は、あなたが「迷惑をかけないように」と無理をして仕事をカバーし続けることは、長期的には会社にとってマイナスでしかありません。

ギリギリの人数で回している部署で、誰かが休んだら仕事が回らなくなる。 それはあなたの責任ではなく、「そういうギリギリの組織を作っている会社と上司のマネジメント不足」という構造的な欠陥です。

あなたが身を削ってその欠陥を隠蔽し、「なんとか回して見せる」から、会社はいつまで経っても人を補充しません。 「あいつに任せておけば、文句を言いながらでも終わらせるから大丈夫だろ」と甘く見られ、搾取のループが永遠に続くんです。

あなたが「いい人」をやめて、堂々と休んで仕事に穴を開けること。 それによって初めて、「あ、ここに人を足さないとマズイな」と上司に問題を認識させることができるんです。 自己犠牲は、美徳ではなく「会社の構造的な手抜きを助長する行為」だと気づいてください。

あなたの代わりは「いくらでもいる」。だから自分を最優先にしろ

真面目な人ほど、「私しかできない仕事だから」と自分を追い込みます。 でも、冷たいようですが、会社という組織において私たちの代わりはいくらでもいます。 明日あなたが会社を辞めても、1ヶ月後には新しい人が座り、何事もなかったように日常は続いていきます。

でも、あなた自身の心と体の代わりは、この世界のどこにもありません。 壊れてしまったら、誰も、会社も、絶対に責任を取ってくれないんです。

「迷惑をかけたくない」という呪いの言葉が頭に浮かんだら、こう言い換えてください。 「お互いに迷惑をかけあうために、組織(チーム)があるんだ」と。

他人が休んだ時は、あなたが涼しい顔で適当にカバーしてあげればいい。 だからあなたが限界の時は、堂々と有給の申請ボタンを押して、ベッドで泥のように眠ってください。

あなたの人生の主役は、会社ではありません。 会社のマネジメント不足という「他人の課題」を、これ以上あなたの細い肩に背負い込むのはやめにしましょう。

さて、本日の作戦会議はここまで!

それでは、明日も適度に周りに迷惑をかけながら、のらりくらりと生き延びましょう。お疲れ様でした!

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